いつでも手軽に作成できる

一言に遺言書と言ってもいくつか種類があります。その中で一番手軽・かつ安く作成することが出来るのが、自筆証書遺言書です。民法96条によって保証されています。他に公正証書遺言、秘密証書遺言がありますが、どちらも証人や手数料が必要になります。その点自筆の遺言書には証人・費用も必要ありません。紙の種類の規定もありませんので、便箋は勿論、ノートなどの用紙を用いても有効となります。記入する筆記用具にも決まりはありません。内容についても定まった形式はありませんが、個人を指名する場合は氏名・生年月日を明記するなど、第三が見ても分かりやすい記述が望まれます。ただし、その際に必ず守らなくてはならない点として、必ずすべてを自筆で書く事、があります。一部でも他人の代筆やパソコンを使用している部分があれば、無効となります。また、日付・署名・押印がないものは無効となるので注意が必要です。押印については認印を使用しても問題はありませんが、偽造などを防ぐために実印を使うほうが望ましいでしょう。
しかし、手軽である反面、隠匿や偽造、紛失の可能性がある、後に遺族内での紛争のもとになる危険性がある、また単独で記入するので誤字脱字・法的要件を満たさない恐れがある、などのデメリットもあります。手紙03

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