要件を満たしていないと無効となる恐れがある

自筆証書遺言とは、端的に言えば自筆で書く遺言書のことです。費用があまりかからず、思いついたらすぐ簡単に作成できるため、利用する人も少なくありません。ですが、自筆証書遺言の作成に以下の4つの要件をすべて満たすことが必要です。
1つ目は、「全文自筆であること」です。これは遺言書の偽造を防ぐことを目的としています。この場合の自筆とは、本人がペンを用いた肉筆で書くことを意味し、たとえ一部分であってもパソコンやワープロを用いて作成したものは認められません。
2つ目は、「署名があること」です。遺言を書いた者と同一人物であることがわかれば、ペンネームや芸名でも大丈夫です。
3つ目は、「押印があること」です。押印は署名のすぐ後にします。認印でも可ですが、実印の方が望ましいです。署名はしたのに押印は忘れたという事例が多くあるので注意が必要です。
4つ目は、「日付があること」です。この場合、平成27年4月11日や2015年4月11日というように、月日だけではなく、元号や西暦の部分まで書く必要があります。
以上のような要件をすべて満たさないと、せっかく書いた自筆証書遺言も無効になってしまう恐れがあるので、一つ一つ満たしているかどうかチェックすることが必要です。本05

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